本物の日本庭園には、人工的ではない
ナチュラルな美しさと魅了があります。
古びた灯籠、苔むした水鉢、心をいやす木々の緑や可憐な花、そして池に踊る愛らしい鯉。
本物の日本庭園はおおらかで優しく、しっとりとした落ち着きと幸せを実感できます。
日本の庭の魅力
庭に立った時の心の安らぎや感動はどこから来るのでしょうか。
外国でも人気のあるわけは?
あなたはご自分の生活の中にどのような庭があったらいいなと思いますか。どんな庭が心地よく感じますか。ご自分の夢をかなえましょう。どんな場所にもアイディア次第で緑ある空間,庭は作れるのです。日本人にとって庭は、古代では神を招く聖なる場所であり、まつりごとを行う大切な役割を持っていました。
こうした精神的な側面を持つ一方で、農家の庭の様に作業の場として生活機能の面でも様々な役割を果たしてきました。
庭は住む人の生活習慣や生活行事と密接に結びついています。家と庭が一体化して「家庭」という言葉が生まれるように、庭にはある意味では家という生活空間の延長線上にあり、一体化した空間としてとらえるべきでしょう。
日本の庭には私たち日本人が長い間かけて育んできた、ものの見方や感じ方が自然と活かされています。
日本の庭の魅力は次の要素に凝縮されます。
日本の気候風土にあう 素材・樹木が風土になじむ |
狭い空間でも映える コンパクトに凝縮された美しさ |
四季の変化が楽しめる 季節のしつらいや四季の樹木・草花の彩りの変化 |
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五感に訴えかけ心を癒す 風情ある味わいが安らぎを与える |
意外と手がかからない 自然のままを楽しむことができる |
こうした魅力をもつ「日本の庭」は、現代住宅がもつ、どちらかといえば無機質で規格化された空間を和らげ、住む人の心をなごませる大きな役割を果たします。
柴崎庭園のこだわり

「遊べる・楽しめる空間」としての庭をお客さまと一緒に
ひとつひとつ、心をこめて創ってゆきたいと願っています。
家の外観や庭には、お客様や作る側の考え方や好みを形や雰囲気として表したデザインが必要です。
単に木を植えたり、門塀を作れば良い、というものではありません。そこには唯一、お客様だけの意匠やデザインを創り出し、表現しなければ折角ご指名いただいた甲斐がありません。特にアプローチは重要です。家の前に立った時に、門から玄関までの景色が、その家の全体の印象を決めるといっても過言ではありません。建物に対して「景を添える」「趣のある雰囲気」をつくり出す設計やデザインは植木一本の植え方、石一個の大きさや姿・形の選択、扱い方、据え方、見せ方などの技術やセンスで大きな違いが生じてきます。心地よいアプローチを玄関へと進み、建物内部からの主庭が四季の変化が演出された、意外性のある庭であれば、更に見る人に喜びと感動を与え、毎日の生活が楽しい物となるでしょう。見て、楽しく、美しく、使い勝手の良い庭を、と心掛けて 一庭 一庭、心をこめて、そのお客様だけの庭をデザインし、作ってゆきたいと願っています。